サンクコストの罠☆サイバーストーカー編 ~ I wish I never met you
前回の結婚相談所編で
サンクコストの罠☆結婚相談所編 ~ I wish I never met you
しばらくは婚活にこりごりして
ひまわりでしたが、3年くらいたつと
のど元過ぎれば熱さを忘れる
ほとぼりが冷めて、ふたたび重い腰をあげることにしました。
というより、あげざるをえませんでした。
ナチュラルな出会いに期待しましたが
女子は皆20代後半までに結婚するテンプレ地元という土俵では
出会いも紹介もまったく何もなかったのです。
結婚相談所がメジャーになってきたとはいえ、それは東京や大阪での話。
地元で登録するのは、本当に誰にも相手にされなくなった人たちばかり。
⇒ だとしたら、そのプレ群はもっとカジュアルな婚活サイトにいるはず!
と、変な仮説を立てて、女性は利用料無料の婚活サイトに登録しました。
出会い系サイト=不倫 という感じですが
婚活サイトは気軽にお友達も探せるという感じで、
すごく初期のSNSに近く、割と楽しかったです。
気のせいか、身長の高い人が多い気がしました。
学歴・収入⇒結婚相談所
金はないけど身長⇒婚活サイト
怪しい人はなんとなくわかりますし・・・
怪しい人も少なかったです。
気のあった人にいいねをつけて、交換日記みたいな事をするのですが、
そしてその中から選び抜いて、B君と実際に会ってみました。
PRポイントは腹筋が割れていること(笑)
背は高くないけど、礼儀正しくて、まじめで明るく、豆にメールを返してくれていたからです。
実際にはマッチョでもないけど、私より2つ上で、しっかりしていて優しい人でした。
友達からスタートして、仕事の悩みを色々相談する仲となり。
そして、どういういきさつか忘れましたが
私の出張についてきてくれる事になり、その夜に告白されました。
でも本当にまじめで、同じビジネスホテルのツインに宿泊したけど、韓流ドラマのように何もなかったです。手をつなぐ関係にステップアップどまりでした。
そこがまた気に入った感じだったのですが、1ヶ月くらいたつと異変が。。。
ものすごい頻度でメール、それならまだ良いのですが、なぜか私の位置を特定しているような内容で怖くなりました。
カフェにいると「まじめに仕事している?」
飲みに行っていると「あまり夜遅くなっちゃダメだよ」
彼はIT系で、私のGPS?(切っていましたが)から位置情報を特定しているようだったので、携帯をオフラインにして過ごすようにしました。
サイバーストーカーする以外はいい人だし・・・
と言い聞かせていたのですが、この頃から別れる理由を探していたのかもしれません。
そんな時、私に内緒でコンパに参加したことが発覚したので
これまで我慢してきたストレスが一気に爆発し、別れようと持ちかけました。
彼はコンパは紹介の仲介をしただけで自分はすぐ帰ったと、言い張っていましたが、だんだん逆ギレしてきて、
「(婚活サイトで)俺の外見が気に入ったんだよね、だからつきあったんでしょ!」
とちょっとおネエ風にいわれ、気持ち悪くなり、別れる決意は揺るぎないものとなり、連絡を絶ちました。
それで彼は収まらず、職場に押しかけてきたり、実家に電話してきたり大変でした。
おつきあいを何かの恋愛ゲームと勘違いしているのではないかと、あきれます。
婚活サイトもやはりこりごり!
とこうして再び、ひまわりは冬眠に入ったのです。
むっくん、こんなサイバーストーカーにならないでね。
この経験が肥しとなり、世界中のシングルファミリーが幸せな世の中となりますように。