サンクコストの罠☆結婚相談所編 ~ I wish I never met you
そろそろ、このブログを始めて3ヶ月がたちました。
ひまわりがなぜ結婚に失敗したのかに触れてゆきたいです。
その背景としてサンクコスト(埋没費用)の罠 にあります。
回収することのできない費用を経済学では「サンクコスト」といいます。人は一度支出するとどうしてもその支出を正当化したがるため、
「自分が行った支出は間違っていない」
「この支出により必ず効果が出るはずだ」
「効果が出ないなんておかしい!」「もったいない」の考え方に近いですね。
そう、10年越しに婚活に費やしたコスト。
そのせいで、何度かこの人大丈夫かな?という元夫のサインを振り払えませんでした。。。
離婚のエピソードはまだ感情が高ぶり、はらわたにえくりかえる思いがありますが、婚活の失敗談は、自分の中でだいぶ整理ができているので、少しずつそれをカミングアウトしていこうと思います。
結婚相談所編~自称ホテルマン君
ひまわりが結婚を意識し始めたのは、28歳の時。東京からUターンして田舎に戻った時です。
同級生のほとんど皆が結婚して、小学生の子供がいる子も。
東京にいるときは、働く女性に囲まれて鷹をくくっていたのですが、地方100万都市といえどそのあたりは田舎です。
コンパなどに誘ってくれる人もいなく、職場で出会いもなく、紹介してと頼んでもなしのつぶてで、このままではいけない一念発起して、結婚相談所に登録しました。
結婚相談所は今ではかなりメジャーですが、当時は少し話題となり始めた段階で、田舎ではまだまだ恥ずかしい感じでした。
理由は、東京で同期だった、学歴だけが取り柄のY君が、結婚相談所で彼女をゲットしてそれが印象に残っていたからです。
田舎では結婚相談所の数が少なく、あまり比較することもなく、有名モデルを起用していて一番HP映えが良かったS社にしました。
直接訪問して、いきなり写真撮影をし、あとは専用サイトで自宅からやりとりできるという仕組み。
担当してくれたお姉さんは好印象で、すてきな男性がたくさん登録しているので、楽しみにしておいてくださいねとの事だったのですが、ログインしてびっくり!!
見た目的にぱっとしない、経歴的にもぱっとしない殿方のオンパレード。
正直、高い入会金返せと思いましたが、とはいえ、私自身の写真もひどい仕上がりにアップされていたので、これは写真撮影のスキルが大きく影響しているのに違いないと自分を納得させようとしながら、頑張って3人くらいに「いいね」みたいなものをつけました。
(すでにここでもサンクコスト効果ですね、、、、)
その内一人から「いいね」のお返しが来ました。
ホテルマンで身長が190センチという所が良いなと思ったところです。年齢は40前だったかな。
まあお返しが来たからといって、即成立ではなくそこからやりとりをしないといけないのですが、こちらからすぐにする程ではなかったので保留にしておきました。
そんな時、ひまわりのいきつけの歯医者さんがホテル併設タイプだったのですが、ホテルの敷地に足を踏み入れた時に視線を感じました。
たぶん間違いなくその人でした。
ホテルマン?!ではなく、車の誘導係でした。。。。
えええっ!!
気づかないふりをして、その場から逃げました。
なんてずさんな入会チェックなんだ!と、すぐにSを解約しました(本当の理由はいいませんでした)。
クーリングオフ適用となり、手数料以外の入会金は帰ってきました。
結婚相談所なんてこりごりだと、苦い経験をかみしめました。
後日談。
その後も歯医者に通うたびに、彼を見かけるのがいやだったのですが、1年くらいたった頃、彼の制服が替わりました。
車誘導係からドアマンへステップアップ?
それでも、私のホテルマンのイメージはこちらなのですが
皆さんはどう思われますか、、、(笑)
それでは今からむっくんを起こします。
この経験が肥しとなり、世界中のシングルファミリーが幸せな世の中となりますように。