シングルマザーの歩き方★必要は発明の母

はじめまして!ひまわりです。結婚、妊娠、別居、離婚。そして母になる。振り返り、学んできたことや、最愛のむっくんへの想いを、少しずつ綴っていきます。

アンカリングの罠☆結婚相談所編2 ~ I wish I never met you

 

皆さんは「アンカリング効果」ってご存じですか?

アンカリング効果は行動心理学原理の1つで、
物事の意思決定において最初に提示された条件や数字によって
その条件が基準となる事でそれ以降の意思決定を
先立って刷り込まれた基準に合わせて行ってしまうというものです。

 

心理効果の一種で、最初の印象が肝心というわけです。

 

またアンカリングの心理実験というものがあり、最初にくじで1000と引いた人は、100を引いた人よりも、次に掲示されたボールペンを高価だったり、手が疲れにくい高級なものだと判断したりする。

まったく関連のない刷り込みが、価格や品質判断に影響を及ぼすのだそうです。

 

怖いですね。

 

この例に限らず、いろいろなことがアンカリングに当てはまるそうです。

 

今回のだめんずウォーカー第3弾を書くにあたり、ひまわりは4つのアンカリング効果の罠にはまっていると気付きました。

 

 1つ目のアンカリング「有料相談所>無料婚活サイト」

第2弾の無料婚活サイトでサイバーストーカーに懲りてしまったため

 

やはりある程度お金を出した方が良いに違いないと

 

アンカリングの罠にかかり、懲りずに決して安くはない、結婚相談所に惹かれ始めました。

どの結婚相談所が良いか、最初の失敗から5年以上経過し、さらにポピュラーになっていたこともあり、選択肢がたくさんありました。

大手はかなり入会金が高額で月謝払い。

小規模紹介タイプは、一つのお見合いごとに課金。

中には、しかられ塾みたいなものがあり、まず行くなり見た目をチェックされ、小言を言われ、塾長のアドバイスに従っておしゃれをしないといけないという所も。

2つ目のアンカリング 「友人からの口コミ」

知人ならず、友人の会話は信用してしまうものですね。

「Iちゃん、D社でとても良い人を見つけ結婚。郵便局の人でイケメン」

 

写真を見ると、確かに!背が高くてハンサムな美男子が。

そうか全国規模の大手ではなく、地元密着ならば気軽に若手男子が入会するのか! 

ひまわりもいよいよ30代後半に突入しており、結婚適齢期どころか、出産適齢期も過ぎて焦り始めていたのもあります。

さっそく見学に行き、説明を受けました。

結婚相談所というよりはネットカフェみたいな空間。

男女会員が同じ空間でPCからDBにアクセスしてお目当ての人を見つけて、会ってみませんか?とリクエストを送る仕組みです。

最初のS社は自宅からアクセスしたのですが、今回のD社はわざわざ脚を運ばないといけないという仕組みでした。

 

3つ目のアンカリング「花柄のお便り」

いったん帰ってどうしようかと迷っていると、今時珍しくアナログな手紙が担当者から届いて、見てみると花柄の便せんで、ものすごく達筆。

あの担当者さん、こんなきれいな文字で心を込めて書いてくれたんだ。

きっといい人に違いないと、心を打たれてD社に入会しました。

 

いざ入会すると、その担当者さんは人情厚くはなく、ドライでした。

個別相談の際は、ブースを使わず、ネットカフェのオープン席みたいな所に皆の前で公文の先生のように話す感じです。DBを見ながら、どの人を選んだら良いですかと尋ねると、最初のアドバイスが、

 

男性⇒女性のリクエストが圧倒的で

女性⇒男性はあまり通らない 

 

ひとまず待ってみてください。果報は寝て待て?とのことでした。

 

4つめのアンカリング「税理士事務所勤務」

一番にリクエストをくれた人、Fさん。

プロフ写真はかなり△で、46歳にしては年収もかなり低かった(300万円台)のですが、税理士事務所に勤めているとのことで、

将来税理士を目指しているのかな

記念にとりあえず会ってみることにしました。

 

D社で待ち合わせ。ブースで15分お約束の歓談をして、続きはコーヒーショップに移動というのが定番コース??

最寄りのコーヒーショップはそのD社からのカップルだらけで笑えました。

 

Fさんは、優しそうな方でしたが、背が低く、頭髪が。。。

そして何よりまずかったのは性格的に暗いところです。

元々大手出版社で13年働いたが、上司のパワハラパニック障害になり倒れる。

その後、税理士を目指して今の事務所で9年勤務。18時まで手伝いをし、その後は図書館などで自習をしている。税理士の試験に合格することは当分できそうにない。

 ものすごく暗かったです。将来性が全く感じられず、、、意欲も低く

じゃあ何のために、婚活しているのかと掘り下げると

元陸上部で、衰えないようにマラソン大会に1年に1度出ている。

そのノリで、女子とたまには会話をしないといけないと思い、D社に登録しているようでした。

 

このようにD社の第一印象が

大丈夫なのかしら。。。。と最初からアンカリングされてしまいました。
(5つ目??)

 

結論として、D社での活動は実りませんでしたが、たくさんの面白い人たちと出会えました。

またちょくちょく書いていきますので、おつきあいください。

 

 

それでは、むっくんがだめんずになりませんように。

 

世界中のシングルファミリーが幸せになりますように。

 

今日も良い一日をお過ごしください。